2C1
"Gvozdika"

Finnish Army

2S1 「グヴォーズディカ」 フィンランド軍仕様

1/35 SKIF 2S1

"2S1"とはロシア語表記で"2C1"、愛称である「グヴォーズディカ」とは母の日に贈る花「カーネーション」のことである。なんと風流なネーミング
であろうか。

スキフ製のキットが数年前に発売されたとき、箱絵に魅せられてフラフラと購入したんですがベルト式軟質プラ製履帯に失望して製作に掛からなかった
ものです。今年になってようやくフィンランド軍仕様で作ってみようと言う気になり、つか、簡単に作れそうな気がしたのでいよいよ製作してみました。
箱絵では重厚な感じの自走砲ですが、そのプロポーションはかなりスッキリとして前後に長く幅が狭いことに気がつきます。ソ連製装甲車BMPシリーズ
の車体設計を利用して作られた水陸両用の華奢な自走砲のようです。フィンランド軍の2S1の大部分は恐らく東ドイツ軍放出品を購入して装備したもの
と思われます。

製作は比較的簡単でシャーシのパーツを箱組みしていくことを除けば国産品とさほど変わらない組み立て易さです。ただ、砲身を上下に可動させる際、
砲塔と砲身基部パーツが擦れるのでココは少し削っておいた方が無難なようです。専用エッチングパーツが付属しますがディティールアップ用と言う
よりは、金型を細かく彫刻する技術がないので細かい部分はエッチングに頼ったというなくてはならないエッチングパーツになっています。特にエンジン
フードのメッシュ部分の再現には必須です。車体モールドはやや彫りが浅い感じで更に細かい装備が省略されていますが、もともと凹凸の少ないのっぺり
とした車体なので手摺りなどを追加してやるとぐっと引き締まってくるのではないでしょうか?今回はフィン軍仕様として特に砲塔後部のバスケットを
追加したかったところなのですが時間的余裕がないので次回暇が出来たときに譲ります。

迷彩は例の本に載っているPs521-61と69の迷彩を参考にして塗装しました。左側が69で右側が61の迷彩になっています。ただし車体番号にした61の
迷彩は砲塔部分などちょっとズレちゃってますがあまり気にしないで下さい。

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