AFアルパ?!

最近ヤフーオークションでいろんな変なモノを見かける。これもその一つ、「M42マウント用AF標準ズームレンズ」こんなモノを販売していたなんて
つゆ知らずであった。ジャンク出品だったので入札はちょっとためらったが、「もしかしてオートバグに付けられればアルパがAFになる?」と考えて
思い切って入札してみました。・・・しかし世の中に物好きは私一人ではないらしく(笑)競り合ってしまいました。何とか破格値?で無事に落札。
これで第一段階はパスですが、問題は動作するかどうかです。送金して数日後、くだんのレンズはやって来ました。

開封してみると新品同様の四角いビニール製セミハードケースにレンズは入ってました。レンズの外観もなかなか綺麗でこれまた新品同様。レンズ自体も
しまってあった模様ではありますが、カビなどの発生もなく一安心。で、問題の電池室を開けてみると、やっぱり液漏れの跡がありました。これはちとマズイ?
しかしごく薄い跡だったので溶剤などで拭き取ってみました。電池を入れて動作テスト・・・動かない・・・やっぱダメか?接点を磨いて再びテスト・・・
どうも調子が悪い。これはやはり、ドブに銭を捨てたと思うべきか?などと考えていたその時!「ウィーウィーン」おおっ!動いたぞ!!ラッキー!

さて、これがオートバグに付けられるか?が最後の問題です。おそるおそるスクリューマウントにあてがって回転させる。一回転ほど回すと「コツン」!
なんじゃ?何かが当たるぞ!・・・そーなんです、オートバグのレリーズボタンがAFレンズ測距部の出っ張りに当たるんです!ああ〜!!もっと早く
気がつくべきであった!!私の持っているオートバグは後期型なので前期型に比べると大口径レンズ装着に向いている筈なんですがそれでもAFレンズはデカイ。

諦めかけたその時「これってレリーズボタンを押しきったときに干渉しなければ装着できるんじゃないかい?」と思いつきました!でレリーズを押しながら
レンズを装着。出来ました!付きました!装着位置もズレなく真上に指標が来ます。早速6Cに取り付けてテスト。「ウィーン」「ウイーン」とフォーカス
ボタンを押すとちゃんと動作してます!ピントも正確のようです。やったラッキ〜!

と言うわけで世界初?のAFアルパがここに誕生してしまいました!ただレンズの作りが安っぽく、レンズを握るたびにプラスチック製のレンズ鏡胴が
ギシギシときしみます。あまり使い易いモノではありませんが、暗いファインダーのアルパにはちょっと便利です。でもそんなことより、上の写真の通り
かなり奇妙なカメラになったことの方が少し楽しいですね(笑)。

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