H.M.S.
Dreadnought

ドレッドノート
Digital Navy 1:700 Free down load card model

まあ、静岡後に作る模型というのは毎年悩むものです。ピットロードコンテストの締め切りも間近になってたりして焦ってみたり。
今年は参加しないつもりでいましたが、気分的にペーパークラフトの船を作りたかったので迷わずデジタルネービーのウェブサイトで
無料配布している英国戦艦「ドレッドノート」のキットを作ることに。しかもこれだとスケールも1/700なのでそのままコンテストへ
参加も可能です。前回作った「ガガーリン」号でちょっぴり培った製作テクニックのノウハウを多少生かすことが出来、前回よりはずっと
綺麗な仕上がりとなりました。コンテスト参加と言うことも意識し、また元の製図・設計も良いのも相まって今回はディティールアップ
を施しました。まずアンカーチェーンはバーリンデンのミディアムサイズのチェーンを使用、手摺りはGM社の旧日本海軍用の二段手摺り
エッチングパーツを使用、張線は延ばしランナーです。また煙突頂部の雨水覆い金具は紙パーツがあるのですが0.1mm洋白線で作り直し
ました。

極細い部分はもともと他の部材を使うようになっており、パーツが存在しない代わりに寸法が提示してあります。今回私は前後旗竿に
0.3mm真鍮線、ボートダビットに0.5mm真鍮線、前後トップマストにプラ丸棒各種、後部三脚檣0.8mmプラ棒、防雷網展張竿と後部煙突
後ろのポストとボラートに0.5mmプラ棒、デリックブームに1mmプラ棒、速射砲の砲身に0.3mmシャープペンシルの芯!を使っています。

製作にあたって注意することは骨組みのパーツの寸法が外側のパーツより少々大きいことです。数%の差ですが、逆ならまだしも中が大きい
ので内部に収まりません。骨組みパーツは他のパーツと別に印刷するようになっているので骨組みのだけ縮小して印刷すればよいのですが
うちのマックではPDF書類の縮小印刷がダイレクトに出来なかったので、いったんプリントアウトした物をコピー機にて96%縮小コピーして
厚紙に貼り付け組み立てました。問題は他にもあります。組み立て説明が完璧ではないので少し推理して組み立てる必要があるのです。
ここら辺はフリーモデルなので文句も言えませんが(^^ゞ、完成画像もあるし模型を普通に組み立てられる方ならさほど問題ないでしょう。

一番苦労したのは主砲の砲身です。スーパーファイン紙2に印刷した物を丸めるのですがこれがなかなか綺麗にいかないのです。2、3枚印刷
して何個も作り、上手く出来た物を使用しました。主砲塔は旋回出来るような設計になっていてなかな凝ってますが、船首楼パーツの微妙な接着
のズレにより私の作った物は右舷の二番砲塔後部が船首楼と干渉するので旋回出来ません。他は何とか動かせますが一番砲塔はエッチング手摺り
に干渉するので左右30度ずつくらいしか動かせません。

接着剤はほとんど木工用ボンドを使いました。エッチングパーツもそうですし、プラパーツも木工用ボンドです。プラどうしの接着には模型用接着剤、
真鍮どうしの接着には瞬間接着剤を使用しています。木工用ボンドは何でもくっつけられる便利なものだと今回初めて気が付きました。ただし紙どうし
でないとかなり弾力があるのできちっと固定する接着には本来向いていません。トップマストなどは指で押すとフニャーと曲がります。しかし暫くする
と元の位置に復活するので逆に考えればエッチング手摺りの接着には向いているかも知れません。次回プラキットに手摺りをつけるときに試してみよう
と思います。

コンテスト用にもベースが必要だったので自作しました。フォトショップを使って海の色を全体にペーストして波やウェーキをエアブラシツールで表現
しました。最初の構想通り結構適当に作ったのですが、フネを置いてみるとなかなかマッチしていて気に入ってしまい(笑)、テストプリントもせずに
最初に写真用紙<光沢>に印刷した物をそのまま使用しています。枠と銘板は印刷可能サイズを少し超えたせいもあって別にプリントした物を上から貼り
付けてあります。それをさらにイラストボードに貼ってみました。



さてコンテストに出すにあたって気になることがありました。フリーモデルとは言え、フリーだからこそ作者の了解が必要ではないかと考えたのです。
デジタルネービー管理者のデトイナ氏につたない英文のメールを送り打診してみました。氏曰く「あなたが作った物ならそれは既にあなたの創造物です。
コンテストに出してもサイトにアップしても問題ありません」とのお返事を頂きました!一応コンテストの結果とサイトにアップしたら知らせようと思っ
ています。デジタルネービーで売っているキットを1個も買っていないのもマズイと思うので(笑)、来月あたりなんか買ってあげようと思います(爆)。
それから是非リンクを申し出ないわけにも行きますまい!

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