M5の誘惑

Leica M5

とうとうやってしまいました。「安いM5を見つけたら速購入しよう」と考えて幾星霜。
先日遂に格安のM5を見つけてしまいました。ただし外観はボロボロ、覚悟はしていましたが、
整備の時にグッタペルカを剥がすのが面倒くさかったのかボディに穴が開いてて、穴の奥に
Eリングのはまったピンが見えてます。さすがの私も引きましたがやはりM5の魅力には勝てず
とうとう注文してしまいました。到着したM5はやはりボロボロながらファインダー系は綺麗で
シャッターも滑らか、取り敢えず使用に問題はなさそうなので安心しました。

で手持ちのSummicron50/f2を装着。ボディはブラッククローム、レンズはクローム仕上げで
ややアンバランスですが、ほかにM用のレンズを持っていないので仕方がありません。
レンズ前玉が傷だらけなので格安だったこのレンズ、おもしろい描写をするかと期待してましたが
ネガを見た段階では露出がアンダー傾向なのかレンズが悪いのか冴えがありません。
ガッカリしてプリントするのを躊躇いましたが、ダメ元でプリントしたモノを見て愕然!
なんとなしに「フォギー」な効果が出ています。とても描写が柔らかく、今まで使ったレンズ
の中で一番柔らかい様です。勿論ソフトフォーカスレンズ以外で、ですが。下に作例を示します。

勿論、撮影時レンズに有害光線が入った可能性もあります。でもレンズフードも高価で
なかなか手が出ないので持っていないと言う事情もあります。
M5を使ってみて一番困るのはシャッターロックがないことです。レリーズ位置はかなり深くて
間違ってシャッターを切ってしまうと言うことはありませんが、露出計自体のスイッチがなく、
巻き上げた状態では常にスイッチオン状態になるのが困るのです。電池が消耗してしまうじゃ
ありませんか。と言いつつかなり気に入ったので今は枕元において寝てます(笑)。

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