ローライも捨てがたい!

Rolleiflex SL2000f motor

何だ結局ローライもかい!みたいに思われるかも知れませんが、ただのローライではありません。
120の二眼ではなく、これは35mm一眼レフなのです。しかもただの一眼レフではありません。 
いわゆるハッセルタイプのボディレイアウトを持つ奇妙なカメラです。とても不思議な形です。 

形の通り、操作感は凄く奇妙でとても使い易いものではありません。最初どうやってホールド 
するか迷ったくらいです。ボディ両側面に1つずつレリーズボタンがついています。どちらを 
押しても可。取り敢えず手のひらを上に返し、その上にカメラを載せホールドし、親指でレリー
ズするのが一番いいようです。この場合右手でも左手でも構わないのが非常に便利です。   

しかしなかなか手ブレしやすく、グリップホルダーの存在を知った私はそれを探しました。ラッ
キーなことにすぐに入手でき、有頂天になったのも束の間、グリップをつけるともっと使い  
難くなりました(T_T)。これに35〜105mmズームローライナーとメッツメカブリッツ   
ストロボを付けると何だか異様な存在感です!何度か仕事のスナップに持ち出してみました。 

そしたら、ある披露宴会場の知り合いのキャプテンに「バズーカ砲みたいですね」と茶化されて
しまいました。もちろんもの凄く重くてあまり使い物にならなかったのは言うまでもありません。

このままどっかに売り飛ばそうかと考えていましたが、ふとしたきっかけで再開した模型作り、
その拙作の撮影に使ってみては?と使ってみたのが運のつき!アイレベルとウエストレベルに 
切り替えられるそのファインダーは低位置に置いた物の撮影には抜群の使い易さです!    
馬鹿でかいズームローライナーも三脚固定すれば苦にならないし、マクロ機能付きで連続的に
画角が変えられるのは非常に便利です。拡大率がやや低いものの、全体像を写すにはOKだし 
もっとアップで撮りたいときは標準レンズにクローズアップレンズを取り付けて撮影しています。

ズームローライナーも日本製ながらなかなかの描写です。まあ、最小絞りにして使ってますから
悪かったら困るのですが。他にも着脱式のフィルムバック等面白く、使って飽きの来ないカメラ
です。とにかくこれも手放せないカメラの1つになりました。               

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